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初めての引越し②知識編①費用

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初めてのお引越しにあたって、引越し準備として引越し知識について解説します!

今回は引越し費用について解説します!

初めてのお引越しをされる方に知っておいていただきたいことをお伝えしています。
前回までが準備編で、今回からは知識編として引越しに関する知識の解説になります。

沢山の引越し経験の中からお役に立つ情報を「初めての引越しシリーズ」でお届けしたいと思います。

  • 初めての引越しにあたり、引越しに必要な知識がわかる!
  • 今回は費用についてになります!

それではよろしくお願いします!


引越し完了までの知識

引越し完了までにやることの引越し知識を解説しています!

前提は初めての引越しシリーズ目次でお伝えしております。
今回はポイントだけとして、理由や詳しい内容は目次をご参照頂ければと思います。

  • 荷物の運搬は引越し業者に頼みましょう
  • 単身~夫婦の引越しを対象としています

引越し費用

今回は知識編の引越し費用について解説します!

引越し費用というと、引越し作業に関する費用に目が行きがちです。
しかし、引越し作業に関する費用よりも、やはり賃貸に掛かる費用が大きいです。

これから引越しを検討される場合は、引越し作業意外にも費用が掛かる前提で検討されてください。
既に引越しが決まっている方も、引越し準備として全体でどれくらいになるか把握しておかれた方が良いですね。

引越し費用は次のようなものになります。

  • 新居に関する費用
  • 引越しに関する費用
  • 退居に関する費用
  • 移動に関する費用

それでは1つ1つ見ていきましょう。

新居に関する費用

新居に関する費用は、基本的に賃貸の初期費用です。
賃貸の初期費用には次のような費用が掛かります。

  • 敷金・・・目安は家賃1か月分。退去時の修繕費という名目。
  • 礼金・・・目安は家賃1か月分。大家さんへのお礼という名目。
  • 前家賃・・・対象期間分の家賃。事前に最初の1月位分の家賃をお支払いしておきます。
  • 仲介手数料・・・目安は家賃0.5~1か月分。不動産屋へのお礼という名目。
  • 火災保険料・・・目安は1~2万円。火災や他の損害を補償してもらうための保険です。
  • 鍵交換・・・目安は1.5万円。場合によっては掛かります。
  • 保証料・・・目安は家賃0.5か月分。家賃滞納が無いよう保証会社を利用させられますが、その契約料金です。

ざっと家賃4~5か月分位は見ておきましょう。
もちろん前家賃分はいずれ払う家賃ですから、実質3~4か月分くらい大目に見ておくということです。

それぞれの細かい説明は引越し費用としては余り重要ではないので今回は省略しますね。

ただ、よく問題になってくるのは新居家賃が引越し前に掛かってくることです。
これは家主の性格次第です。

正直なところ、引越す入居者事情を考えれば、引越しはおよそ1月先になってしまいます。
これを待てない大家さんであれば余りこちらの事情を考慮しない方になります。

中には1週間先に入居日という大家さんもいます。
後々トラブルになりやすいです。
速やかに他を当たりましょう。

私は幸いこちらの事情を把握してくれる大家さんばかりでした。
普通は1月程は待ってくれるものだという認識でいます。
でなければ安心して引越しなどできません。

1月半を越えてという事であればそれは大家さんの事情も考えた方が良いです。
交渉の余地はありますが、こちらの言い分ばかり通すのも筋違いかと思います。

4~5か月分の家賃が必要になります!

引越しに関する費用

引越し料金については以下のような分類があります。

  • 引越し業者のサービス料金
  • 粗大ごみの廃棄
  • 梱包材等の引越し用具代
  • エアコン設置などの作業工賃

新居は家賃によっておおよその金額が見積もれます。

引越し作業については様々な要素が絡んできます。
どういった要素でいくらくらいになるか、見ていきましょう。

引越し業者のサービス料金

関係する要素は主に、移動距離と荷物の量、そして時期です。
また、荷物の量はトラックのサイズだったりしますので、業者によりますが階段上に増えたりします。

体積がここまでは安価なトラックAで行けるけど、それ以上は高価なトラックBになる、というイメージですね。

引越しの価格は専門的な知識が必要になります。
そのためどんなに経験豊富でも「これが適正」というのは難しいんです。
時間が経てば適正も変わってきますから、ネットで正しい情報を探すという事に無理があるんですね。
ここでは大体の相場としてみて頂き、しっかりと見積り依頼を比較して頂ければと思います。

まず引越しのピークである3月、4月以外の料金になります。
単身の方ですと大体50,000円からとなり、かなり遠方になると100,000円程度になります。
ご夫婦の方ですと大体80,000円からとなり、かなり遠方になると160,000円程度になります。

引越しのピークである3月、4月は少々高くなります。
単身の方ですと大体70,000円からとなり、かなり遠方になると120,000円程度になります。
ご夫婦の方ですと大体100,000円からとなり、かなり遠方になると200,000円程度になります。

またここに荷造りや荷解きのサービスや、時間帯指定を追加すると料金は増える事になります。
らくらくパックのようなサービスでおよそ3割~4割増程度になります。
時間帯指定にするとおよそ1割増程度になります。

もちろん引越し業者によりますので、選び方は重要です。
どこがいいとは一概には言えません。

業者によって、トラックサイズで荷物の価格も変われば、移動距離による料金も変わってきます。
ケースバイケースで変わってきますので「どこが良い」ははっきりと言えません。

必ずいくつかの引越し業者の見積の中から選ぶようにしましょう。
正直なところ来てくれる人による品質の差が大きいです。
業者による大きな差は無く、サービスの内容と価格の合うところでお選びになるのが良いです。

引越し業者に一括見積できるサイトが便利ですね!
こちらは有名な「引越し侍」のサイトです。


こちらは電話対応が最初の一回のみという「引越しラクっとNAVI」です。


ちなみに「電話」は貴重な値引き交渉ができるタイミングでもあります。
そこをどうとらえるかで、どちらのタイプを利用するかも変わってきます。

この引越し業者選び別途記事にしたいと思います。

移動距離と荷物の量と時期、さらに利用するサービスで変わってきます!

粗大ごみの廃棄

粗大ごみ等不用品の廃棄にはいくつか方法があります。

  • 地方自治体
  • リサイクル業者
  • 廃品回収業者
  • 引越し業者

地方自治体や業者よってルールや費用(値段)が定められています。
詳しくは依頼する自治体や業者にお問合せください。

簡単にどんな特徴があるかまとめました。

地方自治体

地方自治体は基本的に処分になりますが、廃品代数百円と言った料金が掛かります。
しかし家電リサイクル対象だと地方自治体の対象外となります。
数千円のリサイクル料金を払い、小売店や製造業者に引き取ってもらうことになります。
※便宜上地方自治体欄に書いていますが、地方自治体では行っていません。

対象製品んはエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機類ですね。

エアコンが大体900円です。
テレビは小型のもので1200円、大きいものですと3400円位掛かります。
冷蔵庫は3400円~5600円位、洗濯機は2400円~3000円位になります。

リサイクル業者

中古販売ができる商品は買い取ってもらえるケースがあります。
ただ、劣化があれば買い取ってもらえないケースもあります。

どうしてもそれで商売をしているため、二束三文の買取価格ではあります。
それでも処分代が掛からない上に多少なりともお金になるのであれば利用してみるのも良いかと思います。

廃品回収業者

廃品回収業者は地方自治体よりも回収料金が高価な場合が多いようです。
その代わりに重たい粗大ごみを、建物に傷がつかないように運び出してくれます。

また、家電リサイクル対象でもリサイクル料金自体は掛かりません。
それ加味した料金にはなっているように見えますが、リサイクルの金額よりも安くなりそうです。

引越し業者

引越し業者がそのまま引き取ってくれる場合もあります。
ただ私も利用したことがありませんし、あまり情報が公開されていません。
パック的になるので安くなるケースもあれば、専門ではないので高くなるケースもあります。

お見積りのときに聞いてしまえると良いですね。

不用品の種類や状態で業者を選びましょう!

梱包材等の引越し用具代

これは今までのものに比べるとかなり細かい話になります。
引越し用具は以下のようなものがあります。

  • ダンボールとテープ
  • ハサミやカッター
  • 緩衝材やタオル
  • 工具類

ちなみに通販サイトなどで、冷蔵庫などの緩衝材を買う必要はありません。
他にもスーツやコートなどの衣類を運べるハンガーラック等、当日の養生テープや荷台なんかも必要ないですね。
これらは引越し業者が持っていて、全て手早く梱包してくれます。

おそらく引越し業者がこれらの一部を無料で提供してくれます。
そもそも安いうえに提供してもらえるので、あまり追加で掛かる費用にはならないかと思います。

掛かるとするとダンボールが一番高く、一枚100円程度です。
合計で数十箱にはなりますので、数千円程度、合計で5千円も見ておけばお釣りが出るくらいの費用になります。

プロ用の冷蔵庫の緩衝材等買ってしまうと、高いうえに無駄になりますので気を付けましょう。

梱包材は基本的に引越し業者からもらえることが多いので、お見積り時などに確認しておきましょう!

エアコン設置などの作業工賃

エアコンの着脱には費用が掛かります。
取り外しが5,000円程度、取り付けが10,000円程度になります。

エアコンは部屋の作りでエアコンの着脱ができる事が条件になります。
不動産屋にも確認が必要になります。

エアコン業者の見積もりが一括で行えるサイトが便利ですね!


また、ウォシュレットも着脱に費用が掛かります。
それほど移設する事がメジャーになって無い事もあってか料金のばらつきが大きくなります。
取り付けがも取り外しも5,000円~10,000円程度で行っている業者が多いようです。
取外して取り付ける場合は15,000円程度になります。

引越し業者が着脱を行ってくれる場合もあります。
ただ、結局外注しているケースが多いようですね。
これも見積もりのときに確認しておきましょう。

個人で着脱の難しい設備がある場合、事前に確認しましょう!

退居に関する費用

借りていた賃貸物件の修理などが退居費用になります。
退居に関する費用はトラブルにもなりやすいので注意しましょう。

基本的な考え方は、住んでいたら当然劣化するものは大家負担です。
住んでいる人によって発生した修理費用は入居者負担です。

  • 壁、床
  • 風呂、洗面台、キッチン等の設備
  • ハウスクリーニング

ここはかなり専門的なものになり、今回は簡単に補足するだけに留めます。

ただものすごく言いたいことがあるので言わせてください。

不動産屋によってかなり悪質なところもあります。
変な言いがかりをつけられた場合は毅然と立ち向かいましょう。

繰り返しになりますが、基本的に住んでいたら当然劣化するものは大家負担です。
悪質な不動産屋はこういうところ以外を責めてきます。

元々あった傷や汚れです。
入居時には写真を至る所バチバチととっておきましょう。

経年劣化と入居者責任の判断は難しいのでその点はよく相談しましょう。
ただ、元々あった傷などで変な文句を言われたら詐欺です。

そんな不動産屋はつぶれた方が世の中のためになります!
良心的な消費者、良心的な不動産屋が損をします。
どんどん通報しましょう!

でも、逆にご自分が悪かったと思うような傷などは、しっかり修繕しましょうね。
なんでもかんでも大家負担ではありません。

壁、床

住んでいれば劣化するため、気を付けていれば費用は掛かりません。

負担にならないケース

冷蔵庫や洗濯機の跡も普通に生活すれば発生しますので入居者の費用にはなりません。
壁の日焼けがポスターなどで変わっている場合も、結局劣化しているのでこれも費用は発生しません。

負担になるケース

タバコなどはわざわざ部屋を汚している事になりますので、入居者の負担が発生します。
画びょう程度なら許されますが、ねじ等は負担が発生する可能性があります。

風呂、洗面台、キッチン等の設備

考え方は同じになります。
ただ、設備を正しく使うという事は入居者に求められます。
故障を放置した結果劣化が激しくなった場合などは入居者責任になります。

負担にならないケース

自然災害等は普通に過ごしているだけで劣化したものですので、入居者に関係なく発生したものは負担になりません。
また、設備が壊れてしまっても、耐用年数経過による、自然と壊れたものであれば負担になりません。

負担になるケース

水漏れなどを放置した場合入居者の負担になります。
トイレや風呂のカビなども換気をしたり掃除をすれば防げるので、程度によっては入居者負担になります。

ハウスクリーニング

基本的にはこのハウスクリーニング代だけが掛かります。
契約上ハウスクリーニングをする条件が書かれている場合ですね。

家賃の約半額程度か、広さによって決まるかです。
30,000円~50,000円程度が相場ですね。

とにかくトラブルが多いので要注意です!

移動に関する費用

特に遠方に引越しをする場合、移動費用が高くなります。
移動は当日の移動以外にも、発生する可能性があります。

  • 事前に物件の内覧するため
  • 各種手続きをするため
  • 引越し当日
  • 買い物

特に事前に内覧をする場合は往復の交通費が掛かります。
一度で決めてしまえれば良いのですが、複数回掛かると手痛い出費になります。
できる限り一回の遠征で済ませることができるよう、事前の準備と、当日の情報収集には力を入れましょう。

役場や各種サービス等の手続きにも交通費が掛かります。
細かいですが、あちこち移動する必要も出てきますので、計画的に行いたいですね。

引越し当日も引越し先までの交通費が掛かります。
不動産屋に立ち寄ればその交通費も掛かります。

また、引越し用具や、引越し後の家電製品などを揃えるための交通費も掛かります。

細かいですが色々な場所へ移動する事になりますので、この費用も大まかに把握しておくと良いと思います。

移動回数を減らすのは計画的に行動するのがポイントになります!

  • 遠方の内覧はできれば一回で済ませましょう!
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まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまでの料金を振り返ってまとめてみます。

  • 新居に関する費用:家賃4~5か月分
  • 引越しに関する費用①引越し:荷物量、移動量、時期次第で5~20万円と設備の着脱費
  • 引越しに関する費用②廃棄:一個数百円~で家電リサイクル対象は数千円
  • 退居に関する費用:ハウスクリーニング代3~5万円
  • 移動に関する費用:引越し先まで1.5往復、その他数千円程度

こうしてみると引越し業者だけが引越し料金ではないことがお分かりいただけると思います。
おそらく引越し料金は全体の半分にもならないケースが多く、ほとんどは新居の入居前費用が大部分になります。

そのため、引越し業者の料金のみを気にしてしまうと、想像していたよりも出費が大きくなります。
足りなくなるという事は無いでしょうが、想定外の出費はちょっと痛いですね。

しっかりと把握して、出費をコントロールしましょう!

  • 引越し作業の費用は全体の半分以下になるケースが多いです!
  • 引越し全体に掛かる費用を抑えて出費をコントロールしましょう!

引き続き初めての引越しシリーズで、不安の解消と、新しい生活を楽しむことに意識を傾けてもらえたら嬉しいです!

ここまでお読みくださりありがとうございました!ワン!

初めての引越しシリーズの目次はこちらをご参照ください。


初めての引越しシリーズ、次回は知識編②時期や期間になります。