初めてのお引越しにあたって、実際に何をするのかについて解説します!
今回は荷物の見積もりについて解説します!
初めてのお引越しをされる方に知っておいていただきたいことをお伝えしています。
前回までが知識編で、今回からは実践編として実際に何をするのかの解説になります。
沢山の引越し経験の中からお役に立つ情報を「初めての引越しシリーズ」でお届けしたいと思います。
- 初めての引越しでの荷物の見積もり作業がわかる!
それではよろしくお願いします!
引越し完了までの道のり
引越し完了までにやることの流れを簡単に解説しています!
前提は初めてのっ越しシリーズ目次でお伝えしております。
今回はポイントだけとして、理由や詳しい内容は目次をご参照頂ければと思います。
- 荷物の運搬は引越し業者に頼みましょう
- 単身~夫婦の引越しを対象としています
荷物の見積もり
今回は実践編の引越し前に行う荷物の見積もりについて解説します!
引越しと聞いて、あまり荷物の見積もりなんて作業イメージが沸かないかもしれません。
- 荷物の見積もりなんて荷造りが終わったらわかるから意味ないんじゃない?
- そんな真っ先にやらなくても引越し直前で良いんじゃない?
まずはその重要性からお話しします!
作業の重要性
引越しは準備が最も大切になります。
その中でも、どんな荷物があるのかは引越しの重要な情報になります。
まず引越しをする際には新居を決めます。
どれくらいの荷物を置くのかで、必要な新居の間取りが変わってきます。
特に次のようなものは好みの配置に設置できるか確認が必要になってきます。
- 冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の大型の家電製品
- タンス、テレビ台、食器棚、本棚、テーブル、こたつ等の大型の家具
- 布団、ベッド等の寝具
- 扇風機、除湿器、暖房等の季節ものの家電
- ダンベル、腹筋マシーン等のダイエットや健康のための器具
これらのスペースを考えずに新居を選んでしまうと、ものだらけの部屋になってしまうでしょう。
十分な居住空間を確保し、日常生活を快適に過ごすためには、部屋の間取りが重要なのは言うまでもありません。
もし部屋が狭くてまた引越しをする事になってしまうのは嫌ですね。
更には荷物を処分したり、小さいものに買い替えるのもやはり嫌ですよね。
逆に広すぎる部屋は賃料も無駄に支払う事になりかねません。
引越し業者を選ぶ際にも必要になります。
引越し業者にはどんな荷物があるのかを伝え、見積もりをお願いします。
荷物の量次第で掛かる料金が変わることになるのですが、それを的確に伝えなければデメリットしかありません。
それは引越し業者の手配するトラック等が変わるからですね。
大型であればそれだけ料金が掛かります。
では、少なめに伝えれば料金が浮くのかというと、これはむしろトラブルとなって料金が割り増しになりかねません。
トラックに詰め込めなければ再度取りに来る手間やトラックが2台になる、積み直す、様々なトラブルになります。
そのためもあってか、多少は余裕を持ってきてくれますけどね。
また、荷造りの際や、不用品を処分する際にも作業を進めやすくなります。
その分、回収費用を抑える事が出来たり、荷造りを確実に終わらせるための工夫にもなっています。
荷造りが終わらないというトラブルは、こうした準備が不足しているためでもあります。
まとめると荷物の見積もりができていると次のような良い影響が生まれます!
- 居住空間として快適な空間で生活する事ができます!
- 賃料が適切で無駄な費用が掛からず安く済ませることができます!
- 引越し料金を最小限に抑える事ができます!
- 荷造りや不用品回収でも費用を抑え、トラブルを回避する事ができます!
料金を安く済ませるために重要な情報になるわけです。
荷物の見積もりは引越し作業の前提になる事が多く、安く済ませるためには欠かせません!
- 荷物の見積もりは料金を安く済ませるために重要な情報になります!
作業の内容
では、具体的にどのような事を行うかです。
作業の重要性でも述べたような事をするために必要な情報を整理すればOKです。
- 家電、家具をリストアップし、測れるものは縦横高さの寸法を測る。
- 本やホビー品を簡単にリストアップし、その分量からダンボールで何箱になるか見積もる。
- 食器や調理器具がダンボールで何箱になるか見積もる。
- 日用品がダンボールで何箱になるか見積もる。
- 衣類はタンス+ハンガーでいくつになるか見積もる。
大体こんなイメージですね。
小物はダンボールに詰めますが、そうでないものはカバーをして引越し業者さんが丁寧に運び出してくれます。
そのため、パソコン、レンジ、扇風機、ヒーター、そういうものは点数として寸法を測ってカウントしていく必要があります。
すると大体の今の持ち物の全量が見えてきます。
この中で不用品があればどんどん処分する方法を書き込んでいきます。
引越しは断捨離する良い機会ですからね。
早めに不用品の処理を始めると、お金に換えやすくなりますよ!
しかし、この作業、想像するとちょっと大変そうかもしれません。
ただ、やり始めると意外とそうでもないんです。
部屋を見渡してノートに書き込んだりしていくだけですからね。
おそらくノート1ページ、多くても2ページに収まります。
こういうメジャー片手に部屋をウロウロしましょう。
作業のポイント
作業のポイントは「凝りすぎない事」です!
先の画像位、大まかに寸法と量がわかれば困ることは余りありません。
荷物の全量と収納スペースの確認ができるレベルで整理できればいいんですね。
中々全部抽出しようと思っても、難しいんですね。
8割程度の内容さえ押さえておけばまあ何とかなります。
引越し業者に見積もりを依頼する際に、詳しく確認されます。
そこで「あ、そんなのも確かにあったな」と気付くものもあります。
気が楽になり、作業をやってみようと思ってもらえましたでしょうか?
まったくやっていないと先のとおり安く済ませることができないばかりか、思わぬ出費を生みます。
やってみれば少しの手間ですから、引越しを安く済ませることができるので是非やっておいてください!
ダンボールの目安
作業を進めるうえで「ダンボールって実際どれくらい入るの?」って思いますよね。
以下、もしかすると目安になるかもしれない情報です。
- 小サイズはおよそ縦横高さ80~100
- 中サイズはおよそ縦横高さ100~120
- 大サイズはおよそ縦横高さ140~160
- 縦横高さ100程度のダンボール箱で70冊程度のコミック単行本が詰まってます。
荷物の量として増えがちなのは次のような荷物です。
- 本やDVD等のメディアがどれくらいあるか
- 料理をするかどうかで調理器具と調味料等
- 衣類がどれくらいあって、それを何に詰めるか
特に調理器具はフライパンのような大きめのものもあれば、お玉等のかさばるものもあります。
また、食器類も割れてしまう可能性があって、慎重に梱包する事になり、かさばります。
引越しを何回もしてきた結果、1人なら小サイズ5、中サイズ10、大サイズ5箱程度はあると安心です。
そこそこ荷物が多めの方だとこれくらいにはなります。
見積もりをしてみて、余り箱が少ないようですと、ダンボールに入れていない小物が沢山隠れているかもしれません。
やり始めれば意外とすぐ終わりますので、安く済ませるためには早めに取り掛かっておきましょう!
- ダンボールの個数と、ダンボールに詰めないものの個数と寸法を確認しましょう!
作業の時期と期間
作業時期
荷物の見積もりはすべての作業の始まりに位置します。
引越しが決まり次第開始するべき作業になります。
目安としては引越しの2か月前に完了させて頂ければ十分な余裕を持って、良いお引越しができると思います。
引越しの全貌がよくわからないという方は、一度概要レベルで把握しておいていただければと思います。
当サイトの「初めての引越しシリーズ①準備編」がまさにぴったりの内容になっていると思います。
目次からのご案内になります。
こちらが引越しに関するスケジュールの参考になります。
色々な事情で変わってきますから、目安として見て頂ければ幸いです。
太い矢印の⇔はその期間に集中して行って頂きたい作業です。
細い矢印の↔はその期間は予備として、始められるものから始め、残っているものがあればその期間内に終わらせるという作業になります。
詳しくはこちらの記事が参考になります!
作業期間
荷物の見積もりに使う期間ですが、1日未満です。
およそ4時間見て頂ければ大体作業完了になります。
簡単な作業とはいえ、家の中を動き回って寸法を測ると、それなりに時間は掛かってしまいますからね。
決まり次第やってしまうと後の作業に入りやすいです!
- すべての作業の始まりに位置するので、すぐに取り掛かりましょう!
- 1日あればできる作業でおよそ4時間程度になりますので、2か月前には完了させましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
荷物の見積もりは引越し作業の一番初めにやる作業になります。
これを始めないと、他の作業が進まなくなってしまいますし、引越し費用も無駄に増えてしまいます。
やり出すのは中々大変かもしれませんが、引越しの全貌がわかったらすぐに取り掛かっていただきたいと思います。
- 荷物の見積もりは料金を安く済ませるために重要な情報になります!
- ダンボールの個数と、ダンボールに詰めないものの個数と寸法を確認しましょう!
- 1日あればできる作業でおよそ4時間程度になりますので、2か月前には完了させましょう!
引き続き初めての引越しシリーズで、不安の解消と、新しい生活を楽しむことに意識を傾けてもらえたら嬉しいです!
ここまでお読みくださりありがとうございました!ワン!
初めての引越しシリーズの目次はこちらをご参照ください。
初めての引越しシリーズ、次回は実践編②新居決めになります。