賃貸情報検索サイトを比較し、どのような使い方がおすすめか解説します!
今回は賃貸情報検索サイトについての解説になります。
- 賃貸情報検索サイトの種類がわかり、どのような使い方が良いのかがわかる!
それではよろしくお願いします!
目次
賃貸情報検索サイトの種類
賃貸情報検索サイトを比較し、どのような違いがあるのかまずは解説します!
実は余り意識されていないのですが、賃貸情報検索サイトには大きく2つの種類があります。
ユーザー目線としてはこの2つの種類を抑えて置ければうまい使い方がわかるようになります!
賃貸検索サイトの検索結果
まずはこちらのある駅名で絞り込んだ検索結果の表をご覧ください。
なお、2019年3月調べです。
サイト名 | ヒット数 |
---|---|
SUUMO | 3787 |
ホームズ | 2140 |
スマイティ | 1290 |
いい部屋ネット | 412 |
アパマンショップ | 310 |
エイブル | 116 |
ピタットハウス | 26 |
お部屋探しMAST | 5 |
駅に寄って検索結果は変わってきますが、まさに桁違いの検索結果ですね。
絞り込みの際の最寄り駅の判定が違っている可能性もありますが、これだけの差が実はあります。
実は同じ様に見えてその内容が全く異なるのが賃貸検索サイトです。
実際に使ってみても、表面上は余り違っては見えないんですけどね。
実は上位3サイトのSUUMO、ホームズ、スマイティと下位サイトのいい部屋ネットやアパマンショップ等は種類が異なります。
今後、上位3サイトを情報仲介タイプ、それ以外を不動産屋タイプと表現します。
それぞれ次のような形で物件を紹介しています。
- 各不動産会社の扱っている物件を掲載するのが情報仲介タイプ
- 自社が扱っている物件を掲載するのが不動産屋タイプ
こうしてみると情報仲介タイプの検索件数が多いのは当たり前ですね。
各社から情報を貰って紹介しているわけで、不動産屋タイプは中々物件数では勝てません。
不動産屋タイプ、情報仲介タイプそれぞれの例
不動産屋タイプ
次のようなサイトはこの不動産屋タイプです。
- アパマンショップ
- ピタットハウス
- お部屋探しMAST
- いい部屋ネット
- エイブル
扱っている物件は管理を託されている物件や、提携会社の物件になります。
繰り返しの説明になりますが、アパマンショップで掲載された物件は、不動産屋もアパマンショップです。
不動産屋の系列が決まってきますから、掲載された物件であればある程度同じような対応がされます。
物件数はそのサイトの運営母体に依存する分少なくはなります。
※とはいえ記載のものは巨大な不動産なので物件数はそれなりにあります。
情報仲介タイプ
次のようなサイトはこの情報仲介タイプです。
- ホームズ
- SUUMO
- スマイティ
扱っている物件はホームズやSUUMOが管理を託されている物件ではありません。
他の不動産屋から情報掲載の依頼を受けて掲載しています。
つまり物件情報が多く掲載されていることになります。
こちらのタイプで検索されると、より多くの物件を目にすることができます。
何のためにサイトがあるのか
不動産屋タイプの場合は、検索サイトがそのまま窓口のようなものです。
一方情報仲介タイプの場合は、検索サイトがそのままサービスのようなものです。
- 情報仲介タイプの方は利用者が良い物件に出会えるところに重点を置いています。
- 不動産屋タイプの方は自社の物件を紹介するところに重点を置いています。
もちろん不動産屋タイプだからといって、利用者に不利益な情報を与えているわけではありません。
自社の扱う物件に自信があって紹介してくれているわけです。
物件自体は大家さんの持ち物ですしね。
情報仲介タイプは自社で扱う物件情報ではありませんので更新が遅れる可能性があります。
物件が見つかったら、実際に対象の不動産屋に連絡して物件情報があるか確認しましょう。
サイトが提供するサービス内容
これは基本的に機能的には変わりがありません。
いずれも以下のような機能があります。
- 物件を何かしらの方法で絞り込みます。
- お気に入りの物件を登録などし、新居探しを強力にサポートしてくれます。
- 不動産屋の連絡先があり、手軽に申し込み等ができます。
違いは出てくる物件ですね。
不動産屋タイプは自分たちの扱う自信のある物件です。
情報仲介タイプは各不動産屋タイプが自信を持って紹介している物件です。
2種類の検索サイトがあり、検索結果には違いが出てきます!
- 自社が扱っている物件を掲載する不動産屋タイプがあります。
- 各不動産会社の扱っている物件を掲載する情報仲介タイプがあります。
賃貸情報検索サイトの使い方
どのような使っていくのが良いか解説します!
賃貸情報検索サイトは実は以外と差があるという事をわかっていただけたと思います。
ではそれぞれどう使っていくと良いのでしょうか!?
なお、私は物件は物件で無く、不動産屋で選ぶべきだと思っています。
条件から物件を探して紹介してくれるのは不動産屋です。
退居時にトラブルに発展するのも不動産屋です。
物件よりも不動産屋の方が重要だと考えています。
ネットで見つけた物件に住むケースってそれほど多くないんですよね。
大体不動産屋に行って話を聞いてもらって、物件をいくつか見て決めます。
不動産屋が良い不動産屋ならいい物件に巡り合えます。
不動産屋が悪いと入って欲しい物件をすすめられ、対応も悪いです。
良い物件探しには不動産屋選びが重要です。
「なるほど」と思って頂けたら、きっとお役に立つんじゃないかなと思います。
使い分け
両者の違いを把握して使い分けるという事が重要です。
- 広く物件を検索したいときは情報仲介タイプ。
- その不動産屋の扱う物件を集中して確認したいときは不動産屋タイプ。
ただ、基本は情報仲介タイプがおすすめです。
基本的に情報仲介タイプを使わなくて良い場合は、もうお気に入りの不動産屋が決まっている場合です。
この場合はその不動産屋のサイトで検索や、お問合せをしてください。
もし決まっていなければまずは情報仲介タイプで検索をします。
これにより、希望の条件の相場が大体わかります。
そして対象地域の不動産屋もわかってきます。
情報仲介タイプの賃貸情報検索サイトの場合、物件を複数の不動産屋が紹介している場合があります。
見つかった物件を紹介している不動産屋がいくつか出てくる可能性があるわけですね。
ここで初めて不動産屋タイプも使ってみて、色々検索してみましょう。
情報仲介タイプでは見つけられなかった物件が出てくるようなら、その不動産屋タイプで深く調べてみるのもありです。
もしその不動産屋のサイトで賃貸物件を検索できるなら、検索してみてください。
SUUMOなんかだと、不動産屋毎に扱っている物件をSUUMOから見れたりしますね。
そうやって見つけた物件と不動産屋の中から、良さそうな物件を多く扱っている不動産屋を選びます。
選ぶのは物件ではなく、不動産屋を選んでいくと良いと思いますよ!
使い分けますが、基本は情報仲介タイプから使いましょう!
- 広く物件を検索したいときは情報仲介タイプを使いましょう!
- その不動産屋の扱う物件を集中して確認したいときは不動産屋タイプを使いましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私も使い始めたときはその違いが判りませんでした。
ただ、少しよく調べてみると、両者の性質が全く違うということに気付けます。
広く情報を検索したいとき、やはり情報仲介タイプがおすすめです。
すべて情報仲介タイプだけでいいのかというとそういうわけでもないんですよね。
結局は不動産屋に行ってみないとわからないんです。
まずは情報仲介タイプを使って情報を検索し、不動産屋にアクセスしてみる事をおすすめします!
- 自社が扱っている物件を掲載する不動産屋タイプは、その不動産屋の扱う物件を集中して確認したいときに使います!
- 各不動産会社の扱っている物件を掲載する情報仲介タイプは、広く物件を検索したいときはに使います!
新居選びとしてもまとめています!
ここまでお読みくださりありがとうございました!ワン!